ポメラニアン好き必見!種類や性格など徹底解説。

こんにちは!今回は、小さな体でありながら大きな愛情と活気に溢れているポメラニアンについてお話ししたいと思います。
ふわふわな毛並みは多くの人から愛される特徴のひとつでしょう。
それではポメラニアンの特徴と飼育のポイントについて詳しく見ていきましょう。

ポメラニアンの歴史と種類


ポメラニアンはドイツとポーランドの国境付近に位置するポメラニア地方で誕生しました。
彼らの祖先は、狩猟や牧羊などの仕事を行う中型の犬とされています。
その祖先の中にはグレート・ベアード・ドッグも含まれており、時間の経過と共に
その祖先からイギリス等で改良が進み小型化されて現在の形になったとされています。
他の犬種などでは一概にその犬種と言っても種類があるのに対してポメラニアンは2種類とされています。
①フォックスフェイス(きつね顔)のポメラニアン:体高18~20㎝、体重2~2.5㎏
②クッションフェイス(たぬき顔)のポメラニアン:体高18~20㎝、体重2~2.5㎏
どちらも体格に差はありませんが、尖ったマズルが特徴なのはいわゆるきつね顔と言われ丸い顔が特徴なのがいわゆるたぬき顔と言われています。

毛色と毛質の種類


毛色は大きく分けると単色、混色があります。
①定番のオレンジ(単色)
②レッド(単色)
③ブラック(単色)
④ホワイト(単色)
⑤オレンジ・セーブル(混色)
⑥ウルフ・セーブル(混色)
⑦パーティー・カラー(混色)
他にも様々な色があります
血統書等を確認するとその子の色がわかります。
毛質は基本的にダブルコートです。
ダブルコート:アンダーコート(下毛)は柔らかく、ガードヘア(外被毛)は固く作られている毛質です。
アンダーコートは特に抜けやすく、ブラッシングなどの手入れは欠かせません。

性格


ポメラニアンは賢く、学習能力が高いです。
好奇心が非常に高く、運動量は他の犬種に比べて多いと言われています。
常に楽しいことを求め活発に動くため、アクティブな飼い主さんに向いている犬種になります。
そして愛情の深さは他の犬種と比べても上位になるくらい高いです。
飼い主の感情を読み取り空気を読むことには長けているでしょう。
愛情を求めている方には家族の一員としておすすめの犬種になります。

運動としつけ


性格上エネルギッシュな犬種のため、運動量は多く必要とします。
しかし、小型犬であるため一度の体力は多くはありません。
そのため短い距離で構いませんので、毎日数回散歩をしてあげることが望ましいでしょう。
家の中にいるときもおもちゃや走れるスペースを確保してあげるといいと思います。
運動中の暑さ対策はとても重要で、ダブルコートであるポメラニアンは厚さに弱いです。
そのため水分補給にも十分気を使ってあげましょう。
ポメラニアンをしつけする際には一貫性が重要になってきます。
そして、良い行動をした際にはしっかりとほめてあげることが大切です。
ポメラニアンは頭の良い犬種なので同じことを毎日繰り返してあげることで徐々に良い結果につなげてくれます。
注意が必要なのは吠え癖です。吠えることが多い犬種ではありますが、しっかりとしつけをしてあげることで学び、吠える癖もなくなります。

健康とケア


なりやすい病気
①膝蓋骨脱臼(パテラ)
小型犬がなりやすいと言われている病気です。
この病気は後ろ脚が正常な位置からずれてしまうものです。
重症化すると足をついて歩くことができなくなりますので、早期発見が重要です。

②気管虚脱
気管虚脱は、気管の軟骨が弱くなり、気管が圧迫されることで起こります。
これにより、気管が狭くなり、呼吸困難や咳、嘔吐、喘鳴などの症状が現れることがあります。

③骨折・脱臼
ポメラニアンは骨が弱いと言われています。そのため高い所から飛んだだけで骨が折れてしまうことがあります
活発な性格なゆえにはしゃぎすぎて折れることがよくありますので気を付ける必要があります。

まとめ


ポメラニアンは大きな目とふさふさの毛質から人気のある犬種です。
活発で愛情深い犬種として知られており、飼育はしやすい犬種と言えるでしょう。
なりやすい病気などもあるのでその点は飼い主のケアや予防が必要になります。
ポメラニアンの特徴をしっかりと把握してあげましょう。